ドーナツ+フライドチキン+コーヒー=?
それはTHE3名様がくつろげる公式
日本には、モスバーガーとミスタードーナツが協業する「モスド」がありますが、アメリカには、ケンタッキーフライドチキンとミスタードーナツが一緒になったようなレストランがあります。
それが、ペンシルベニア州フィラデルフィアを中心に現在5店を構えている「フェデラル・ドーナツ」。
中東風のスパイスが隠し味のドーナツ🍩と、野菜飼料で育てた鶏のフライドチキン🍗、そして美味しいコーヒー☕️が同時に楽しめるということで徐々に店舗数を増やしており、今後は西海岸やシカゴ、ワシントンDCにも出店を計画しているという、新興のレストランチェーンなんです。
このフェデラル・ドーナツを立ち上げたのは複数人によるチームなんですが、その中心となるのは、フィラデルフィアにあるイスラエル料理のレストラン「ザハヴ」のオーナーシェフであるマイケル・ソロモノフと、彼の共同経営者のスティーヴン・クック。
このふたりに、地元のコーヒーショップのオーナー、トム・ヘンネマンとボブ・ローグ、そして地元の食のエキスパート、フェリシア・ダンブロシオが加わり、「ドーナツ+フライドチキン+コーヒー」というコンセプトが立ち上がりました。
2015年のインタビューでは、トムが店のコンセプトについてこう語っています。
(この3つは)どれも違うけど、 どれも基本的なものだよね。(フェデラル・ドーナツなら)ひとつ屋根の下で、3人が快適に過ごせるんだ。
カレーライスとコーヒーとか、基本的なものを2つ組み合わせるというのはよくありますが、3つというと意外と思いつかないですね。
これから飲食店をされる方にとっては、参考になるかもしれません。
そんなフェデラル・ドーナツが、この秋にcookbook『Federal Donuts: The (Partially) True Spectacular Story』を発売することが報じられました。
cookbookには、店で人気のあるドーナツ「グァバ・ポッピー」や「ザクロ&ヌテラ」、「ストロベリー・ラベンダー」「塩タヒニ」などのレシピが掲載されているほか、フライドチキンの章には、衝撃的なサクサク感の韓国風の衣をどうやって再現するかの詳細が載っているそうです。
また、サイドストーリーとして、マイケルとスティーヴンのふたりがどのようにしてドーナツ(とフライドチキンとコーヒー)のビジネスにのめりこんでいったのかも語られているとのこと。
まだ表紙しかわかりませんが、どんな料理写真がセレクトされているかも楽しみです。
cookbook『Federal Donuts: The (Partially) True Spectacular Story』は、9月26日の発売予定です🍗🍩☕️